納品を前にして

2020/4/18/7:19

『キネマの玉手箱』の納品を前にして緊張感が高まっている。
本を出版するということについて、編集面を離れて、これまでやってきたこと、やり残していることを整理してみる。

・ホームページの開設 今の世の中、お金をかければ立派なホームページがつくれるのだろうけれど、有志でお金を出し合って設立した会社だけにここは節約。以前、Wordpressでホームページをつくった経験があるのでふたたびWordpressと向き合った。インターネットで「Wordpressでホームページをつくる」で検索すると、懇切丁寧にホームページづくりを指南してくれるサイトがあり、ずいぶんと助けられた。現状、必要最小限の情報を盛り込んだシンプルな形(シンプルといえば聞こえがいいが粗雑な形)のホームページだが、素人の手づくり感満載なホームページも味があって、なかなか良いかと思っている。個人的な見解だが、クールでスマートなホームページはどこか胡散臭い(これは負け惜しみかもしれないが…)。粗雑すぎて胡散臭いホームページもあるが、今のところ、ぎりぎりセーフの出来ではないかと(SSLも導入できたし)。以前と比べて便利になったと思うのは、プラグイン(アプリケーションの機能を拡張するソフトウェア)の機能が格段に上がっていることだ。使い方もそう難しくはないので、シンプル(粗雑)なホームページだが、いろいろなプラグインをインストールして有効化している。
これはずっと不思議に思っていたのだが、ホームページはGoogleとYahooでは見え方が違う。気にしすぎても埒があかないので、Googleでの見え方を重視して作成にあたった。
・EC決済 お客様の利便性を考慮すれば、これはいずれ導入しなくてはならないことだと思っている。しかしながら、まだ売れるものが1冊だけ。自社ECサイトは会社としての実績を積み重ねてから考えたい。
クレジットカード決済やコンビニ払いについてはなんらかの方法で実現させたい。Yahooショッピングにストアを出店するのもひとつの手立てだろう。しかし、ここでも商品ラインナップが揃ってからにしたい。インターネットで調べたところ、ネットショップはつくるのは簡単だが、維持するのが困難なようだ。現状のユニコ舎ではネットショップを運営するマンパワーも不足している。
当初、ユニコ舎ではAmazonのe託サービスを利用しようと計画していた。これなら自社でEC決済できなくてもAmazonが代行してくれるからだ。しかし、ある取次会社と契約を交わした際、その取次会社がAmazonにも本を卸していることが判明。e託サービスを利用しなくてもAmazonで本が売れることがわかった。というわけで、『キネマの玉手箱』はAmazonでも販売されるのだが、ちょっとした手違いがあって今は保留中で、Amazonで検索できるようになるにはもう少し時間がかかりそうだ。
・書店への直接委託 これも元々、推し進めたい計画であった。しかしながら、やはりここでも実績が問われる。何軒か書店まわりをしてはみたのだが、交渉の窓口を見つけるのでさえ困難であった。そんな中で「人たらし」が踏ん張った。紀伊國屋書店への直接委託契約を取りまとめたのだ。さすがは“人たらし”である。これで全国の紀伊國屋書店で『キネマの玉手箱』が並ぶはずだったのだが…。新型コロナウイルスの感染拡大、緊急事態宣言により臨時休業する店舗が続出している。

『キネマの玉手箱』は4月20日に印刷所から納品される。書店での発売は4月25日になるが直接予約していただいた方には順次発送していく予定である。
昨年7月から始めた大林宣彦監督メッセージ集の出版プロジェクト。刊行を目前にして大林監督の死去という、われわれは悲しみの“緊急事態”に陥ったが、大林監督の残した言葉が多くの人に届くよう努めていきたい。

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