森泉岳土さんの描いたカバーイラスト

2020/4/19/15:05

大林宣彦監督のメッセージ集『キネマの玉手箱』のカバーイラストを描いていただいたのは、大林監督の娘婿で漫画家の森泉岳土さんである。私が森泉さんの起用を主張したことは、以前、このブログでも書かれている。
なぜ、森泉さんだったのか?
森泉さんは、大林監督の「花筐/HANAGATAMI」のポスターイラストを制作した方で、その独特なタッチで映画の世界観を見事に表現していた。私はあのポスターに惚れ込んでいたのだ。監督が必死に我々に語ってくれた言葉を、我々も必死になって本に表さねばならないという思いもあったし、大林家の一員である森泉さんであれば、本の中身をより理解してくださるだろうし、そもそも大林監督の思いをよくご存知でいらっしゃるから、素晴らしい本の顔を作ってくださるはずだと思ったからだ。
そうやって仕上がったイラストは温かみあるタッチで大林監督の人柄をダイレクトに伝えてくれるものになった。
今、あらためてカバーを見ていると、森泉さんに描いていただいて本当に良かったと思うし、大林監督の喜ぶ顔が目に浮かんでくる。

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