ユニコ舎刊『境界』シリーズの著者の一人、大島満吉氏の取材時音声をYouTubeチャンネル「境界 大東亜戦争の記憶」で順次公開。大島氏が満州での生活と、ソ連軍による日本人民間人を虐殺した”葛根廟事件”の全容を伝えます。全10回予定。
[葛根廟事件]1945年8月14日、満州国興安総省の葛根廟付近において起こったソ連軍による日本人避難民襲撃事件。日本人避難民千数百人のうち千人以上が虐殺、あるいは自決したとされる。生き延びたのは、のちに見つかった残留孤児を含めても百数十名とされているが、ソ連(ロシア)はその事実を未だに認めてはいない。奇跡的に生き延びた大島満吉氏は「生き残った者が語らなければ、この事件は歴史から消え去ってしまう」と語っています。