ユニコ舎は来年2月22日に『祖国への挽歌」を刊行。
本書は史実に基づいて野伏翔がプロデュースした舞台演劇「祖国への挽歌」(松村雄基主演)のノベライズ作品です。
[ストーリー]
1919年(大正8年)にアメリカ合衆国カリフォルニア州ストックトンで、日本人移民の二世として生まれた衛藤ジョー。16歳で家を出てブランケット・ボーイとなったジョーは、やがて博打打ちとしての才能を開花させる。日米開戦後、強制収容所送りとなったジョーは、アメリカ合衆国史上もっとも勇敢とされる日系人による四四二連隊に入隊してヨーロッパ戦線で果敢に戦い抜く。戦後は“モンタナジョー”の異名をとり、マフィアの世界で名を馳せていくが…。
作・演出 野伏翔
著 工藤尚廣
出版年月日 2024年2月22日
ISBN 978-4-911042-04-5
仕様 四六判・ソフトカバー
頁数 188頁(本文)
定価 1,800円+税
野伏翔(のぶし・しょう)
1952年1月23日、茨城県古河市生まれ。演出家、映画監督。獨協大学外国語学部英語学科卒業。文学座演劇研究所を経て1982年、「劇団夜想会」を設立。「夜想会」の名称は、夜空のもとで稽古を重ね、「人とは」「魂とは」と問い続ける姿勢を託すべく、自身が命名した。代表作は映画「とびだせ新選組!」「めぐみへの誓い」、演劇「俺は、君のためにこそ死ににいく」「めぐみへの誓い」「通州に生きて ある女の一生」など。これまでの演出作品は100作を超える。空手道、少林寺拳法、剣道など武道は計十段。趣味はトランペット演奏。
工藤尚廣(くどう・なおひろ)
1960年4月25日、埼玉県戸田市生まれ。明治大学卒業。テレビ情報誌「ザテレビジョン」「TVガイド」の特派記者を経て、「船の旅」(東京ニュース通信社)、「おとなのデジタルTVナビ」(産経新聞出版)の編集長を歴任。書籍編集者として「世界に乾杯!」(アグネス・チャン著・東京ニュース通信社刊)、「不思議航海」(内田康夫著・東京ニュース通信社刊)、「テレビの国から」(倉本聰著・産経新聞出版刊)を手がける。2023年4月にエッセイ集「雑駁の日録」を上梓。