広島・八丁座で[大林宣彦監督追悼上映]

2020/7/1/5:30

映画館への販売促進に邁進している私は広島市中区胡町にある八丁座さんに目をつけた。大空上空から獲物を狙う隼の如くだ。鬼には「せいぜいトンビでしょ」とバカにされるが、今の私は隼の心境だ。そういえば鬼がやんちゃをしていた40年ほど前、暴走族仲間の後輩がヘルメットに「集」とマジックで書いたそうだが、それは「隼」と書こうとして失敗したのだと聞いた。まあ、大林作品を上映する映画館に人が集まってほしい。それによって『キネマの玉手箱』という本の存在を知ってもらいたいから、私もハチマキ、いや、このご時世だからマスクに「集」と書いて販売促進に努めようかとも思っている。
冗談はさておき、八丁座さんは広島愛と映画愛に溢れた映画館だ。広島を代表する家具メーカー・マルニ木工さんが手がけた優美なオリジナルシートを設置、ゆったりと映画を鑑賞できるという。いつか私も座ってみたいと思っている。
その八丁座さんが[大林宣彦監督追悼上映]として、7月10日~16日に『時をかける少女』、7月24日~30日に『ねらわれた学園』を上映。さらに7月31日から大林監督の最新作『海辺の映画館―キネマの玉手箱』を公開する。
数週間前、私は八丁座さんに『キネマの玉手箱』をお送りさせていただいた。あとは、果報は寝て待て。そして吉報が届いた。「大林監督は広島にも思い入れがありました。ぜひ取り扱いたい」と。
私はひとりニンマリ。隼の目に狂いはなかった。監督の本が広島の映画館に集まりつつあるが、これも隼より遥か上空、天上から監督が起こしている奇跡であるような気がしてならない。

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