横浜伊勢佐木町にある老舗の映画館「横浜シネマリン」では「戦争と平和~宝田明さん 魂のメッセージ~」を特集しています(8月25日まで)。昨年3月14日に他界された宝田さんが出演された「戦争と平和 宝田明の証言」「日光物語」「ドキュメンタリー沖縄戦」「知られざる悲しみの記憶」「その場所に女ありて」「世界大戦争」「接吻泥棒」などがラインナップされています。
昨日(8月13日)は「戦争と平和 宝田明の証言」が上映され、製作・配給会社のアルタミラピクチャーズの桝井省志代表、後閑広監督、そして同作の参考文献である『送別歌』の版元”ユニコ舎”の工藤尚廣代表と平川智恵子発行人が舞台挨拶で登壇しました。
桝井代表の司会で後閑監督は病を押して撮影に臨んだ宝田さんの役者魂、弊社・平川は『送別歌』誕生の経緯と宝田さんとの思い出、少年期に満州からの過酷な引き揚げを体験された宝田さんが目指した新潟県村上市出身の工藤は宝田さんの”ふるさとへの想い”を語りました。
横浜シネママリンでは本日(8月14日)、「接吻泥棒」上映後、娯楽映画研究家の佐藤利明氏によるトークイベント、8月16日は「ドキュメンタリー沖縄戦」上映後、太田隆文監督の舞台挨拶が行われる予定です。